モーツァルトも、シュトラウスもいいぞ

オーボエ独奏のブルグ氏は、元パリ管の主席奏者。太めの音で明るく奏でられるソロに、軟らかく鮮やかなオーケストラの伴奏。モーツァルトの書いた協奏曲は、いい演奏で聴くと本当に気持がいいなぁ。
R.シュトラウスの作品は、オペラから選られた管弦楽のみの組曲なのだが、いつものR.シュトラウス節とは一線を画す、「R.シュトラウス製、似非バロック」的味わいの代物だ。コンサートマスターの長原氏が大活躍。