今日のコンセプト

今日のコンサートの副題は「デームス・オン・フォルテピアノ」。バッハの時代のクラヴィチェンバロを復元したものでバッハの音楽を、シューマンの時代に作られた歴史的ピアノでシューマンの音楽を聴こう、という企画なのだ。しかも、奏者はウィーンの老匠、イェルク・デームス氏。
デームス氏は、1928年生まれだから、御年77歳。グルダやスコダと並び称された名ピアニストだ。こんなピアニストの演奏を、小さなホールで、間近で聴けるなんてそうそうある機会ではない。このとても贅沢なコンサートを企画してくださった方々に、心から感謝。