失礼な話ではあるが

6日のベルリン交響楽団で、インフルエンザになった川久保賜紀さんの代演として登場した米元響子さん、名前になんだか聴き覚えがあるな、どこかのオーケストラのパンフレットに載っていたのかしら、と思っていたら、昨年の8月に京都市交響楽団定期演奏会広上淳一)で一度実演に接していたようだ。最近、ちょくちょくこういうことがあるんだよなぁ。

あの演奏会は「広上氏を聴きに行くぞ!」とチケットを取ったものだから、あまり覚えていないのかもしれない。米元さんには失礼な話であるが。

そういえば、私が「広上氏!」と息巻いたのは、2003年2月の大阪フィルハーモニー交響楽団定期演奏会で広上氏と菅英三子さん(ソプラノ)が演奏した「4つの最後の歌」(R.シュトラウス)が、ため息の出るほど美しかったからだ。で、広上氏、今年の8月27日の京都市交響楽団定期演奏会でまた「4つの最後の歌」を取り上げるらしい。しかも、ソプラノはまたもや菅英三子さん。いやはや、どうして? 京都市交響楽団の関係者が大フィルの演奏会を聴いていて、「是非!」と依頼したのだろうか? もちろん、今年も万難を排して聴きに行くつもりだ。

http://www.city.kyoto.jp/bunshi/symphony/20050107-01.pdf :2005年度 京都市交響楽団 演奏会予定